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今回のパートは、太平洋戦争の終戦までとその後のエピソードを少し、そして舞台は大きく変わり明智小五郎の下宿時代(大正〜昭和の始め)の話が始まります。
それでは、201話からのざっくりとしたあらすじです。
201〜210話
空襲で家が焼けてしまい、中村家に身を寄せる先生(明智)。しかし茫然自失としてしまい中村家の人々を心配させます。中村さんは戸惑いを覚えながらも、戦争が始まってから自分に起こったことを話します。
211〜220話
茫然自失としていた先生を救ったのは、中村家の末娘の文子(あやこ)ちゃんでした。そしてようやく終戦の日を迎え、疎開先から文代さんと小林君が帰ってきたのですが、心労などから文代さんは床に伏せってしまいます。
211〜230話
中村家の人々の尽力により文代さんも回復し、先生の一家はアパートに移り、新しく戦後の一歩を踏み出したのでした。しかし、戦前のように仕事がうまくいかず先生は悩みます。そんな中、戦争で険悪になった中村さんと波越さんは誤解が解け、ようやく仲直りを果たします。
231〜240話
中村さんと波越さんは仲直りして先生に報告に来ます。昔の絆が戻ってきて、先生は戦後に向き合う希望の光を見つけて思いを新たにするのでした。
第4幕 大正の亡霊(第233話より)
そして場面は一旦令和に戻ります。公園でキャッチボールをする先生と小林洋君。次の日、今度は先生は自分の下宿時代の話を小林君に話し始めます。時代は大正の昔、先生はまだ無名の貧乏学生です。
(217話3コマ目)
このマンガで戦争が終わったころ、ロシアはウクライナに侵攻し戦争が始まってしまいました。
なぜ…と毎日悲しくなり、一刻も早く戦争が終わることを祈っています。
マンガは第3幕から第4幕に移りますが、「反戦少女」というコラムでも書いた通り、戦争は終わっても、戦争を経験していない世代にも悲しみをもたらし、それがずっと続いてしまうのです。
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